自然生態系の保全を目的とした野生生物の聖域づくり。
雑木林復元を目的として、
取得した土地に花木や実のなる木の植樹を積極的に行なっています。
熊本県の自然森林は、林業振興政策などから、95%がスギ、ヒノキの木材生産林に変身し、
自然生態系の破壊によって、大型の野鳥のイヌワシは絶滅、クマタカ、アカショウビン、コルリなど
数種の貴重な野鳥が絶滅の危機にあります。
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1986年
1月 |
この危機的状況を憂い、熊本県の自然森林回復を目的として、熊本自然を守る会が発足。
公園などへの植樹、野鳥の密猟監視活動の傍ら、野生生物保護区をつくる土地を探し回る。 |
1988年
8月 |
「野生生物保護区」として、阿蘇郡南小国町に3haをトラスト1号地として、買い上げる。
九州ではじめての自然保護のナショナルトラスト。熊本自然を守る会を「エコシステム」と改称。
下の写真は、買取当時。 |
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1989年
1月
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上益城郡御船町のスギ、ヒノキの山林10haを自然保護区とするために(エコ林業)、間伐、自然復元開始。
自然森林へリンク
下の写真は当時の現地。
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| <ヒノキの木材生産地> |
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| 1989年 7月 |
南小国町1号地における「花いっぱい鳥いっぱいの森づくり」に対して、公益信託「富士フイルムグリーンファンド」より、400万円の助成が得られ、観察小屋の建設と、花木や実のなる木の植樹を行うことができた。
草地に過ぎなかったこの土地も、みるみる雑木がよみがえり、14年経た2003年には、立派な雑木林の子供に成長した。数カ所の湧水に恵まれ、たくさんのカエル、ヘビ、野鳥が暮らし、野の花が咲き乱れている。 |
| 1990年 |
2号地となる阿蘇町西湯の浦のスギ林4haにおいて、間伐、自然復元を開始。
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| 1991年 |
熊本市制100周年記念、第1回「人づくり基金」より、自然森林づくりと野鳥保護活動に対して50万円の褒賞金をいただくことができた。
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1992年
7月 |
上益城郡益城町小池に10haのビオトープ体験学習場「エコ学習公園」の整備を開始。
看板立て。 |
1993年
3月 |
阿蘇ナショナルトラスト3号地として、阿蘇町端辺の原野3.5haを買取り、自然復元開始。
下の写真は、阿蘇くじゅう国立公園内の3号地。 |
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<買い取った後の植樹風景。少しでも、早く森になるように、
標高700メートルあるので、落葉樹を植えました。エゴノキ・マユミ
クヌギ・山桜・モミジなど。
植えた木は、ウサギなどによく食べられたり、
夏に背の高いススキに負けたりして、
なかなか森になることが出来ません。>
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<草原なので、4月には、キスミレが咲いています。
ホオジロやウグイス、オオルリなどの野鳥もいます。
野焼きをしないので、いつかは、森になるでしょう。>
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1994年
3月 |
県知事表彰 第3回「熊本環境賞」受賞。 |
1994年
7月 |
環境庁の外郭団体、環境事業団の「地球環境基金」より、エコ学習公園整備事業に対して300万円の助成決定。
違法飼育野鳥の自然復帰訓練施設「野鳥のリハビリ舎」を含むエコ学習館建設。 |
1995年
5月 |
エコ学習公園内に日本初の「野鳥のリハビリ舎」完成。
それに伴って、家庭や小鳥店を回って、違法飼育野鳥の放鳥協力依頼活動を開始。 |
1995年
10月 |
日本初の「ビオトープ体験学習場」拡張のため、
6haの「エコ学習公園の森トラスト」を開始。1997年買取。 |
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野生動植物保護区は、そこに「守る人」がいてはじめて実現出来ます。
ナショナルトラストは、土地の買取りで終わるものではなく、
その土地に常日頃かかわる人びとの存在がとても大切です。
多くの人々が、草刈り、ビオトープづくり、遊歩道づくり、自然観察、野鳥の密猟や野草の盗掘監視など、
様々な方法でナショナルトラスト地に関わって下さることを願っています。
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◆阿蘇ナショナルトラストの森 熊本県阿蘇郡
雄大な草原で知られる阿蘇も、その広大な土地すべてが、人間に利用され、昔見られたイヌワシも今はいない。
また、絶滅しかけている野の花も少なくない。
阿蘇に、本来の雑木林を復元し、野生動植物の保護区をつくろうと1988年、杉伐採跡地3haを4人で買い上げ、
阿蘇ナショナルトラストは始まりました。
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<上の写真は、2004年秋のようす。禿山だった山も、
雑木が自然復元して、美しい紅葉が見られます。> |
<上の写真は、1988年購入当時> |
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◆エコ学習公園の森 熊本県上益城郡
エコ学習公園は、日本初の「ビオトープ(野生生物の生息空間)体験学習場」として、
上益城郡の飯田山麓に整備中。
雑木林、草地、スギ、ヒノキの植林地、田んぼ用水の池、数カ所の沢、湧水など多様な環境に恵まれ、
フクロウやサシバが生息。
多くの野生動植物のビオトープを提供できる可能性を秘めています。
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上写真 1995年に買い取ったエコ学習公園の森
山主さんが伐採してすぐの雑木山を買い取りました。
実生の木や上がり子さんたちが元気よく成長していました。 |
上写真 成長した2004年のエコ学習公園の森
遊歩道は、つくりました。 |
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| エコシステムでは、 将来、100haの保護区づくりを目指しています。2006年現在80ha。 |
人間は、その一生において、一人、4、3ヘクタールの土地を使うということです。
一人一人が、これだけの自然森林を保全していけば、地球環境も守る事が出来、人間の生活も守る事が出来るということでしょう。
あなたも、土地を買い取い取って保全してみませんか。 |
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| ◆ 下写真は2007年のトラスト地のようすです |
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上写真 1987年にスギを全伐された南小国町の1号地は、自然復元によって、
20年で落葉樹の森に成長しました。 |
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上写真 1993年に購入した阿蘇国立公園内の3号地に植えた山桜です。
毎年ススキが人に背丈ほどに生長します。
自然復元した雑木もありますが、ススキの背丈が高いので、成長に時間がかかっています。 |
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上写真 雑木全伐採後12年が経って自然復元したカシなどを伐採し、子どもたちの遊び場となる
クヌギ林をつくりました。 |
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