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| 2005年8月2日 記 ◆森づくりに必要なものは、さまざまな木々と野生生物の生活を許す「土地」のみです。 ◆林業と森は、全く別物です。 木材生産を目的として、自然破壊を行ってきた林業を、森づくりというには、無理があります。 林業は、今のままでは、地球環境を守る森にはなれません。 理由は 1、多種多様ではない。(木材生産を目的に、スギやヒノキのみを育林。) 2、挿し木である。(挿し木は、実生と違って根がはらないので、土砂崩れしやすい。) 3、野生生物を殺している。(新芽を食べるといって、毎年、多くのシカを殺しています。)
◆林業は、平地の道便のよいところで行えば(畑と同じ)、 自然破壊をすることなく、安上がりで、安全で、効率的に、大量のよい木材が収穫できます。 21世紀の林業は、限りなく自然破壊しないあり方を追求するべきではないでしょうか。 林業は森づくりではないので、高い山や急斜面で行う必要はないでしょう。 森林再生へ ●2005年7月31日 記 天然林も回復しない場所に人間が木を植えても、木は育ちません。 税金の無駄遣いです。 「7月28日、熊本県知事は、「県内の植栽」放棄地が2003年3月末で621ヘクタールに上ると説明。 うち153ヘクタールは、所有者による植栽を見込めず、天然林として回復しにくい「非更新林」であると明らかにした。 153ヘクタールのうち、80ヘクタールは防災対策などの緊急性が高いと判断。 本年度導入すた県の新税「水とみどりの森づくり税」を充て、森林回復の作業を進めるとした。 5年間で9千万円を投じ、広葉樹の苗木を植える。」 と、新聞で報じられました。 しかし、天然林も回復しないところに、人間が木を植えても育ちません。 自然は、人間が育てられないような場所でも、木を育てることが出来ます。 太古の昔から、自然は森林を育てているのです。 自然回復する森は、根が深く入っているので、雨が降らなくても成長しますが、 人間が植えた木は、雨が降らなければ、直ぐに枯れてしまいます。 ●2005年7月15日 記 ◆森は大雨から人間を守ってくれます。本当の森ならば。 急斜面の挿し木のスギ山は大雨で崩れやすくなっています。 ◆洪水や土砂崩れは、天災でしょうか。いいえ、人災です。 ◆山間部における洪水は、流木が小さな川の小さな橋に沢山引っかかり、水をせき止めることで川が氾濫する事が多いものですが、倒木となるものはスギの木が殆どです。 昭和28年の熊本大水害も、流木が橋にたくさん引っかかって、熊本市内中に水があふれ、多くの死者を出しました。 ◆今回の大雨は、昭和28年と同じようだった、と言われていますが、裸の山だった戦後昭和28年と、それから50年が経った今が同じということは、スギ山が森の役割を果たさなかったという証明でしょう。スギ山には、雨水を地下に浸透させる力が不足しています。落葉が積んでいる山が雨水を蓄えてくれます。そんな森が大切です。森の中を見て下さい。 ◆洪水予防のためには、山の木が倒れないようにすることが最も大切です。倒れない木は、実生の木です。挿し木のスギは、年数が経てば経つほど、つまり大木ほど大雨や台風で倒れやすくなるので、「戦後に植えられた挿し木のスギは、大雨に弱い。」ということを肝に銘じておくことが大事です。 ◆杉山のふもとに住んでいる方々は、避難しましょう。
◆自然が豊か、森林が豊か、といわれる熊本県や大分県で、すぐに、土砂が崩れたり、洪水になるのを、 誰も、不思議に思わないのでしょうか。崩れないのが森です。 ◆森づくりにお金は要らない。 ◆森は、土砂崩れを防ぐために有ります。地球は自分を守るために、森をつくり、草を生やしています。熊本県の土砂崩れは、森林が足りないことをものがたっています。 ◆杉山は森林の機能を、果たしていないのです。 杉山は、1、光合成をする。 2、緑色である。 3、木材になる。という機能はありますが、4、土砂崩れ防止。5、水資源涵養 6、生物多様性の保全 7、自然生態系保護。などの機能がありません。 行政などが、いくら「林業を森づくり」といっても、「林業は、森にはなれない」のです。 ●2005年 7月3日記
森林の話が急に林業にすり変わっているのがおかしいのに、それが世の中で通用するのが悲しいです。 国民の殆どが、森林と林業の違いが分からなくなっているのです。本当の森林について、みんなが知らないのです。知っていれば、誰も、黙っていません。ここまで、皆が森林について分からなくなってしまったのは、殆どの人たちが、本物の森林を知らないで育ってしまったのです。もし、知っていて、みんなが黙っているとしたら、それは、なぜなのでしょうか。
森林を破壊したのは、行政そのものであり、その付けをまた、国民に、税金という形で負担させるやり方は間違っています。本当の森林を知らないで育った子供たちに、「林業が森林」と教える事だけはやめて欲しいと思います。 |
2005年2月18日 記これが大事。
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| 2004年12月28日記まえおき 森林環境税は、全国的な取り組みですが、熊本県の「森林環境税」は、熊本県林務水産部・総務部の案となっています。 H16年12月7日作成で「水とみどりの森づくり税について」資料が林政課にあります。 国有林は、林野庁が主管ですが、国有林以外を、県などが民有林の整備・指導を行っています。 林というと、自然というイメージがありますが、国の「森林法」は、戦後の住宅復興のために、木材生産を目的として、スギ・ヒノキを植林したものであり、それが、行政の森林整備事業です。 中身は林業そのものです。 平成13年に見直し・改正が行われていますが、木材生産を目的としたつくられた「森林法」なので、とても、判りにくくなっています。植えてしまったものは、仕方がないので、「森林法」という名称を「林業再生法」として根本から、 作り直すべきです。 森林の機能を持たないものに、森林という名称を付けて、法律まで作ったことが日本の自然環境をめちゃくちゃにした大きな原因です。 このまま、今後も進んでいくのでは、日本の環境は、いつまでも、良くなりません。 「森林法」がもたらした弊害は、 ◎日本の四季が各地で失われたこと ◎土砂崩れが増えたことで、河川の氾濫・尊い人命の損失・財産の損失 ◎多くの野生動植物が絶滅に追い込まれたこと ◎その上に、「有害鳥獣駆除」で大型の野生生物が、法律によって堂々と殺されてしまうこと ◎花粉症が日本中に蔓延した
1、行政が一番悪いのは、間違いありませんが、 行政は素人集団ですから、行政を指導している学者先生たちが最も責任重大。 2、大きな自然保護団体が行政に正しい提言を出来ない。 |
自然森林は、地球環境を守るために存在していますが、林業は、実生(種から成長した木)の自然森林を全伐して、木材生産のために、スギやヒノキの挿し木苗を伐採後地に植え付けて、材木を育成するものです。
より多くの木材生産のために、挿し木苗を密植して育林を行います。
そこでは、生物多様性保全・自然生態系保全・水資源涵養・土砂崩れ防止等、森の役割について、
まったく考えられてきませんでした。
実生の自然森林と、挿し木で出来た木材生産のための林業は、対極にあると言っても、過言ではありません。
| <エコ学習公園の実生の森 ・自然復元林 雑木山全伐後8年の林> |
<上の写真は、エコ学習公園> | |
| 自然森林へ | ||
| ◆木材生産者に直接お金がいかない間伐助成金 しかし、あまりに多く、全国的にスギ・ヒノキの生産地を広げてしまい、人工林の弊害について、多くの批判を浴びるようになったので、国を挙げて、間伐促進事業が展開されるようになりました。 しかし、せっかく国から出る間伐助成金は、森林組合など多くの中間団体に流れ、木材生産林の所有者にお金がいきわたらないシステムになっているのです。間伐促進計画は、うまくいきませんでした。
有害鳥獣駆除や狩猟関係の仕事で年間を通して忙しいということですが、木材生産林を早く森林に戻してやれば、イノシシや野鳥も人里に下りてこなくなりますから、有害鳥獣も減ります。 駆除作業も必要なくなりますから、急ぐべきは、木材生産林の自然森林化です。(エコ林業) エコ林業へリンク このつくり方は簡単です。 間伐すれば、すぐに、実生の雑木が育ちますから、これをきらずに積極的に育ててください。
これまでは、木材の数が減るからと、雑木を育てることは許されないこともありましたが、そのことが、土砂崩れの原因をつくり、イノシシや野鳥が里に下りて作物を荒らす原因になったのです。 お役所の皆さんは、本末転倒のことをこれまでおこなってこられました。 ◆イノシシや野鳥が里に下りてこないように。
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| ◎森林環境税は、実生の森を守り、 広げるために、使いましょう。 熊本県の説明では、林業活性化税(木材生産林間伐促進税)ということになります。 実際、林業家の方は、そういう風に受けとめておられるようです。 林業活性化が本音であれば、「森林環境税」などとごまかさないでほしいと思います。 林業活性化税では、県民の理解が得られないと考えて、「水とみどりの森づくり税」にされるのでしょうか。
しかし、国は反省もなく、現在も山に挿し木苗を植えつけることをやめていません。 エコシステムホームへ |
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