日本の林業

 2012年1月 動画をアップしました。
動画  水源涵養保安林の実態 「保安林になっていない!」 その1
 
 「水源かん養保安林の実態」 その2
 
 「水源かん養保安林の実態」 その3
 
 水源地を破壊する林野庁はいらない  4
 
  2011年11月24日 平野虎丸ブログより

 木材需要を予測した住宅会社による契約生産林業の提案


11月20日のブログで書いたように、これまでの日本林業は、「育てる林業=木材生産」に偏ったものであり、「森林法」に基づく補助金によって、過剰に木材を生産してきました。


林野庁が国有林で、旧・森林開発公団=現・森林総合研究所と各自治体の林業公社が国有林に隣接した奥山の民有林で、「水源かん養保安林」と称して、「植えない森」を伐採し、スギ・ヒノキ・マツの木材生産に勤しんできました。


これ以外にも、中山間地域において、補助金によるスギ・ヒノキ植林が奨励されてきました。

雑木山ばかりでなく、使われなくなった田んぼにおいても、スギやヒノキが植林され、日本中の山々がスギやヒノキの山に変貌してしまったのです。

かくして、戦後の林業=木材生産は、戦後の復興住宅需要に応える形で、木材を育てる林業が振興されてきたのですが、木材不足を補うための外材を関税なしで輸入するようになってからは、高い国産材は売れなくなりました。

しかし、売れないと分かってからも、木材生産はこれまでどおり続けられてきました。

林野庁=旧・営林局が存続するためでした。

林野庁が行っているのは木材生産であるにもかかわらず、林野庁存続のために、木材生産を「森づくり」や「森林整備」、「森林計画」と国民に偽って、税金を木材生産に投入し続けているのです。

安い外材の流入であれなんであれ、生産過剰は生産過剰なのであり、このように先が読めない産業は、一般企業ならとっくの昔に倒産しています。


日本林業は、日本国営産業であるからこそ、赤字でも、国民の税金を投入して倒産を免れてきたのですが、経営に行き詰った国営企業は、一刻も早く撤退したほうが国民のためです。

林業は住宅用の木材生産をおこなうものです。 

需要がないからといって、

1、学校施設など低層建築物を木造で新・改築し、県内公共建築物の木造化率を高める

2、端材などを小粒の固形燃料に加工した木質ペレットや木材チップを農業用ハウスなどの燃料として活用し利用料を増やす、

などというのは、邪道です。

税金の無駄遣いを増やすだけです。

燃料などに利用する木は、わざわざ税金で植林して育林する必要はなく、税金のかからない「植えない森」活用で十分です。

公共建築物に、高い国産材を使うことも国民への裏切りです。

国民はいつの時代も減税を望んでいます。


国民は、過剰な木材生産や高い公共建築物などを望んでいないので、国民のためには、適正な木材生産と税金のむだ使いを1日も早くやめることでしょう。


国産材が売れないのは需要がないということだけではなく、住宅産業が必要としている木材を供給できていない、という実態もあります。

どんな木材が、どれだけ必要とされているのか、10年先、20年先には、どんな木材が必要とされるのか、という研究も十分に行われないまま、ただただ、植林をさせて来た結果が今です。

私たちの「水源かん養保安林」における植林でも、「将来の木材需要に対して必要だから」という説明ではなく、唯、「森林法に基ずく決まり」、という説明です。

商売の基本は、需要に応じた供給であり、需要のないものを生産し続ける産業や会社などありえないことです。

需要がないものの生産はやめて、需要のあるものを生産するのが企業ですが、税金で食べている日本国営企業の職員には、そんな先の読める人材はいないのですから、税金で過剰生産をしても、知らんふりを続けているのです。

外材を安く入れたのも日本政府です。
国産材を売りたいと思うのであれば、外材に勝つような木材を生産する努力が必要だったのですが、そんな努力が行われた形跡はどこにも見当たりません。

最近では、林野庁が生き残りをかけた「地球温暖化対策」としての「美しい森林づくり」キャンペーンで間伐に対する補助金が出るようになったり、各自治体の「森林環境税」などでも間伐が進められてきていますが、それまでは、ほとんどの山主さんたちは放置してきており、よい木材を作ろうという話は聞いたことがありませんでした。


現行の「森林法」の下では、このスギ、ヒノキ木材の過剰植林は永遠に終わりません。

まずは、森林法とい名称を林業法に変え、そのシステムも変える必要があります。

ここで提案です。

1、今後、木材生産のための植林は、将来の需要を予測できる住宅会社が行う
2、住宅会社は林業会社などに植林を委託してもよい
3、国から住宅会社に対して、木材生産補助金を出す

以上のようにすることで、現在のように、た〜だ植林ばかりを行うことはなくなり、住宅会社が必要とする、よい木材が企業努力によって、低コストで生産できるようになります。

林業関係の市町村公務員の仕事は、住宅会社が、「木材生産のために自然を破壊することがないよう」に指導することのみです。

現在は、林業会社の指導どころか、公務員が率先して自然破壊をしている有様です。

以上のように、改善することで、

1、山の土砂崩れがなくなって砂防ダム建設がいらなくなる
2、災害復旧工事がいらなくなる
3、洪水が減る
4、それにともなって、国民の生命と財産が守られる
5、野生動物による食害がなくなって野生動物を殺す税金がいらなくなる
6、川や海が守られる

公務員の仕事は、木材生産のための場所のゾーニングと指導だけとなり、現在の林野庁予算の20%ぐらいで、よい木材生産が可能になります。

以上、2011年11月24日のブログより。
 
 日本では戦後原生林が次々に伐採され、1975年ごろには、九州においては、
ほとんどの原生林が伐採され、原生林伐採林業は終了しました。

現在の林業は、原生林伐採後にスギやヒノキの挿し木を植林して行われているものです。

原生林がなくなった後は、原生林伐採後に自然復元した雑木山を伐採して、
スギやヒノキの挿し木苗を植林して行われています。

山がスギやヒノキばかりになって花粉症も多くなり、国民の批判が多くなった近年は、
クヌギやサクラ、ケヤキなどの広葉樹なども木材生産の対象となり、
国民参加の森づくり」などと称して、盛んに行われるようになりました。

日本の林業は「森林法」に基づいて、

緑のダム、森づくり、森林整備、水源かん養林、治山事業、美しい森づくり、
地球温暖化対策、

などという名称で、税金を使って推進されています。

 

           現代の林業=木材生産の現場とは?

 
以下に紹介する九州中央山地の木材生産現場は、「森林法」によって[
水源かん養保安林」と指定され、伐採後はスギやヒノキ、マツを植林することが義務付けられています。

しかも、植林にかかる費用やシカ避けネットの設置費用は、民有林であっても、
指定場所によっては、全額、税金で賄われます。

最近は、森林環境税(水と緑の森づくり税)も使われています。
 
 下写真は、九州中央山地 熊本県五木村の林業現場 

 (独)旧緑資源機構による「水源かん養林造成事業」

写真中央に見える薄い緑は自然森林ですが、この自然森林を伐採して、スギやヒノキの挿し木苗を植林することから、林業が始まります。

植林した木を育てることが林業であり、木材生産です。
 
 五木村の木材生産のようす
 
 下写真は、テレビ朝日「サンデープロジェクト」による、上写真現場の取材風景。

大きな自然林を全伐して、小さな木を植林するのが、現在の林業です。
 
 テレビ朝日「サンデープロジェクト」の五木村取材
 
 下写真は、九州中央山地 熊本県五家荘 泉町の林業現場(林野庁 国有林)

 九州中央山地の木材生産 林野庁 国有林
 
 下写真は、九州中央山地 熊本県山都町 国有林隣接地の民有林

スギを伐採・搬出したばかりの現場です。
草1本ありません。シカの死骸が2つ放置してありました。
 
 九州中央山地 山都町の林業
 
 下写真は、九州中央山地 球磨郡球磨村 

エコシステムトラスト地のスギ植林のようすです。

エコシステムはスギ伐採地を購入しましたが、
「水源かん養林」に指定されているため、スギを伐採後に再びスギが植林されていました。
30ヘクタールのスギ植林とシカ殺しネット設置のために、
税金1300万円が投入されています。
 
 球磨郡球磨村 エコシステムトラスト地のスギ植林
 
上写真右後方は原生林伐採後に自然復元した自然林、
左後方は、原生林伐採後に植林して45年を経たスギの木材生産地。

育ちがよくないために、伐採されずに残されたものです。
 
 

日本林業の基本がわかる
インターネットガイドスクールをごらんください


インターネットガイドスクールより、以下に抜粋します。図画は省略します。

 ■”地ごしらえ”とは?■
  地ごしらえとは、伐出後に林地に残された幹の先端部(末木)や枝(枝条)、
あるいは刈り払われた低木や草本などを、植栽しやすいように整理、配列することです。 

末木枝条などの有機物は、養分の供給源として、また表層土の流亡を抑え、
土壌の物理的、
化学的条件をよくするために、さらにまた、土壌の乾燥、霜柱などを防ぐために重要です。

■地ごしらえの方法■
・低木類を全部伐る「全刈り地ごしらえ」
・低木類を部分的に伐る「筋刈り地ごしらえ」や「坪刈り地ごしらえ」など

全刈り地ごしらえが一般的です。

■苗木の良し悪し■
  苗木の良し悪しは、その後の森林の成長、形質の良し悪しを左右するために
非常に重要です。
苗木の良し悪しは、苗木が形態的、生理的に健全であること、
苗木が優れた親からの遺伝を引き継いだものであることで決まります。
 

■苗木の種類■
 苗木には裸苗とポット苗があります。
 裸苗は苗畑で掘り取った苗で、根が裸の状態で林地に運ばれます。
その長所は安価で輸送が容易なことですが、欠点は根が傷みやすく、
それと関連して植栽時期が早春と秋に限定されること、植栽に手間のかかることです。

 一方、ポット苗はその育成と運搬にコストはかかりますが、植栽は手間がかからず、
植栽時期も真夏と厳冬期を除けば制約がほとんどありません。


■下刈りの目的■
 
皆伐して地面が満度に光を受けると、陽性の植物がいち早く進入して繁茂します

夏に高温多湿となる日本では陽性植物の繁茂が著しいため、
植栽木の生存を保証し
成長を助け、形質劣化を防ぐためには下刈りは不可欠です。

   
■下刈りについて■
 苗木はその樹木の生育に必要な明るさの場所に植栽されますが、
その明るさは草本類や他の樹種にとっても好適な生育環境です。
下刈りせずにそのまま放っておくと植栽木の生育が妨げられ、
生存すらできなくなることが多いのです。

下刈りの有無と植栽木の生長
下刈りなし(5年目以降枯死する植栽木がでる)

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下刈りあり(1年目は部分的下刈りを行う)


 
除草剤を使用することも広義の下刈り作業に入ります
ササ生地など除草剤の使用を必要とするときは、専門家や経験者の指導を得ることが望ましく、
できる限り最小の使用で最大の効果をあげることが必要です。

■下刈りの必要期間■
 土壌条件のよい場所では短期決戦型となり、スギやヒノキで下刈り期間は5年ぐらいで、2、3年目または2〜4年目は年に2回の下刈りが必要となります。

 一方、
土壌条件の落ちるところでは下刈り期間は10年近くかかりますが
下刈りは年に1回で、後半は隔年でよい場合もあります。

また、
一つの林分(周辺に比べて樹種の構成や林齢などが同じようなひとまとまりの森林)でも、
斜面の上と下では下刈りの頻度と期間が異なることに注意が必要です。

 植栽後、最初の生育シーズンはベニバナボロギクのような1年生植物が主体で、
ススキや広葉樹のように植栽木にかぶさるようなことはないので、
植栽木への影響が懸念される部分だけ下刈りする程度でよいでしょう。

むやみに下刈りすると、
やがて勢力をふるうススキなどの多年生草本の生長を早めることになります。

 2年目から4、5年目までは最も下刈りの必要な期間で、
この時期は土壌条件のよい場所では年に2回、
土壌条件が落ちる場所では年1回の下刈りが必要です。
もともと広葉樹林であったところは広葉樹の萌芽が盛んで、その分下刈りを多く要します。

 植栽林の周りだけを下刈りするのを「坪刈り」、
植栽列に沿って下刈りするのを「筋刈り」といいます。
 それらは最初は省力にはなりますが、
3年もすると周りからかぶさってきてその下刈り労力は大変なので、
最初の年に必要な部分だけを下刈りするようにして、
それ以降は全面を刈る「全刈り」にした方が作業が楽であるとともに、
植栽木の成長もよく、早く下刈りを卒業できます。


■下刈りの実施季節■
 下刈り季節は、年1回の場合は7月下旬から8月上旬にかけて、年2回の場合は6月下旬から7月上旬にかけてと8月中旬です。
 

■真夏に行う理由■
 この時期が被圧のピークに近くなること、
加えて雑草木が前年の生産の蓄積(主に根に蓄積)を使い果たし、
かつ来春の成長に備えての今年の生産の蓄積はまだ始まっていないからです。

前年の蓄積が残っていたり今年の蓄積が始まっていると、
下刈り後の再生力が強いので、この時期に下刈りを行うと効果があるのです。

 7月頃からの被圧は植栽木に大きなマイナス影響を与えることと、
雑草木の再生力のポテンシャルが一番少なくなった頃をねらうことが
この時期が下刈り適期である理由です。

 一方、この季節の炎天下での下刈り作業は非常に厳しいものとなります。
皆伐地では、
できることなら早朝から初めて9時頃には終わるように
時間の段取りを工夫するとよいでしょう。

 なお、寒さの厳しい地方では、9月中旬以降に下刈りすると
植栽木が寒さの害を受けるので注意が必要です。


■非皆伐施業の場合■
 下刈りは少なくてすみ、
観察しながら必要と思われる時に必要な部分を下刈りすればよいでしょう。
日陰での作業となるため、林内の作業は楽であるばかりでなく、
雑草植物も細長く、柔らかくて刈りやすくなります。

■下刈りの道具■
 手刈りの作業はカマを使います。カマには柄が短く刃も小さいものと、
柄が長く刃も大きなものとがあります。

柄が長いものは柄を振りかざして雑草木を切断するので、
ある程度手応えのあるものでも切断でき、
立った姿勢で作業ができるために疲れも少ないことから、
作業の主流は長柄のカマとなります。

 なお、長柄のカマは植栽木をはねる危険性があるので、
植栽木の周辺は柄を短く持ってていねいに刈るか、
長柄のカマで植栽木に危険がないようにひととおり刈った後、
植栽木の周りに刈り残された雑草木を、柄の短いカマでていねいに刈るとよいでしょう。


 刈払機を使うと作業効率は高くなります。 
しかしこの作業も、短い柄のカマを用いた手刈りの作業に比べて細かい作業は難しく、
植栽木の周りの植生は刈り残されやすくなります。

それらをきれいに刈ろうとすると植栽木を間違って伐ってしまいかねません。

 刈り残されたところからつる植物が繁茂しやすいので、まず刈払機で作業してから、
柄の短いカマを使って手刈りで仕上げることが望ましいでしょう。

 なお、刈払機は石(岩)の多い林地では避けた方がよいでしょう。
(抜粋は以上)




以下、「林野庁の林業暴走」ブログから引用記事です。

2009年12月27日

さて、久しぶりにブログを書くことにしたのは、25日の新聞に、
「木材自給率10年で50%へ 政府の再生プラン」という記事が出たからです。

木材自給率を50%まで引き上げるとか、林業者に利益が出るようにするとか、
表向きは国民受けすることを言っていますが、
政府の森林・林業再生プランに大切なことが抜け落ちています。

日本の自然生態系保護・生物多様性の保全です。

先日、球磨郡水上村で中学まで一緒だった友人に電話をしたのですが、
「シカ肉でも送ろうか」と、私に言うので、「シカ肉は食べない」というと、
最近、シカは少し獲れるけれども、イノシシが獲れない」と言っていました。

九州中央山地の深い奥山に、イノシシがいなくなっているというのです。

宮崎県北川漁協の組合長さんも、「イノシシが獲れなくなったから、雑木山保全を始めた」と言っておられました。

森林組合理事や林野庁の中堅管理者も、「スギ・ヒノキを植えすぎた」、と認めています。

日本政府は、このことに気が付いているのでしょうか。

私は、半世紀あまり、日本の林業=木材生産を、自分も関わりながら観察してきました。

現在までの林業の停滞の原因を挙げるとしたら、それは、行政が商業である林業を先導したことにあると考えられます。

林野庁は、1997年に、大失策に気がついた大蔵省から、一度は廃止を言い渡された経緯があります。

この30年ばかりの林野庁や地方自治体は、自分たちの給料を取るために林業=木材生産を続けてきただけです。

戦後の60年間、自然森林を木材生産場に変えて、破壊してきたツケが多くの山崩れです。

九州各県の山々は、自然林を破壊されたために、上流ではヤマメなどが棲めない沢がほとんどです。

このブログは、国会議員さんたちに、ぜひ、読んでいただきたいと思って書いています。

新聞記事を見ると、ドイツの林業のようにと言っている政治家がいるようですが、ドイツは一度自然をなくした国だと聞いています。

日本の国は、自然森林をいくらか残して、林業は行うべきです。

日本林業の今後は、国や県のデスクマンにやらせず、企業と個人にやらせることです。

日本の森林と林業の未来を明るくするために、「森林保護法」と「林業法」を分けるなど、法律の整備が先決です。

日本の林業はこの20年間停滞を続けています。

官僚主導の林業だからです。

政治家は、日本の自然森林の現状を見て、もっと勉強をしてほしいと思います。

このまま、10年も今の失政を反省もせずに続けるとしたら、血税の無駄遣いの上、
日本の自然生態系に大きなダメージを与え、取り返しのつかないことになるでしょう。

             ○●○●○●○●○

木材自給率10年で50%へ 政府の再生プラン

 低迷する国内林業の活性化と山村での雇用創出を狙い政府が策定する「森林・林業再生プラン」の全容が25日、明らかになった。木材を搬出する作業道の整備などに集中投資して効率化と安定供給を実現、林業を成長産業に育てるのが柱。

木材自給率を今後10年で現在の24%から50%まで引き上げる目標を掲げた。

 政府はプランの具体化に向け、近く農林水産省に赤松広隆農相をトップとする推進本部を設置し、森林・林業基本計画の改定作業に着手する。

 日本の林業は零細な森林所有者が多く、作業道の整備も不十分で、木材の大量、安定供給が課題となっている。

このため人工林の3分の2程度を対象に、1ヘクタール当たり100メートルの密度で作業道を整備。

林業先進国のドイツ並みとし、低コスト化を図る。伐採作業を集約化するため、森林所有者や流通関係者と連携して収益の出る作業計画をつくれる専門家を、11年度までに2100人育成する。2009/12/25 14:02 【共同通信】

             ○●○●○●○●○

木材価格下落で県が業者支援 山林からの運搬費用を補助
12月25日(金)

 県林務部は来年度、林業関連業者を対象に、山林から木材加工工場まで木材を運搬する経費などを補助する新規事業を計画している。

景気低迷の影響で木材価格が過去最低水準に落ち込み、県内業者の利益率が低下していることに対応する。県の2010年度当初予算案に計5950万円を要求した。

 新たな補助事業は、県産間伐材の取引協定を結ぶ森林組合などの林業事業体、木材加工業者らが対象。

間伐材の運搬距離に応じて1立方メートル当たり千〜2千円を補助する。ペレット燃料用の木材搬出も同千円を補助する。また、間伐作業などで運転資金を借り入れた業者に、利子の3分の2を補てん。

木材の需要喚起を狙いに、間伐材を使った製品を開発する企業グループなどに対して研究費を支援する。

 10月の新設住宅着工数は全国、県内ともに過去最少だった。同部によると、11月の県内木材価格も建築用材のスギが前年比29・3%減の1万1100円(1立方メートル)と過去最低水準。

「間伐しても高く売れず、間伐経費が上回って赤字になる」(東信地方の業者)という状況に対し、県信州の木振興課は「木材流通の著しい停滞を少しでも改善したい」としている。

 同部はこの事業の財源として、国の経済対策を利用して県が造成した森林整備加速化・林業再生基金(09年度末時点の見込み残高22億2800万円)を充てる方針だ。(信濃毎日新聞 )     
ブログ記事は以上。


 21世紀は、地球にやさしい林業に転換しましょう
木材生産(林業)は、急斜面や、
野生動植物のすみかである奥山をさけ、
里山や平地で行いましょう。
 平地林業 写真は、低い里山の平地林業

 
 低い里山や平地で行えば、

  1、植え付け、草刈、間伐、材木搬出作業が楽で効率がよい。安全。
  2、奥山の自然森林を壊さないので、野生動物に迷惑がかからない。
  3、したがって、農林業被害がなくなる。自然との共生が実現できる。
  4、伐採した材木を搬出のための林道をわざわざ、作らなくてよい。
  5、斜面ではないので、台風で木が万一倒れても、土砂崩れの心配がない。
  6、大雨で木が倒れることが少ないので、木材生産効率が上がり、土砂崩れがないので、川や海を汚さない。
 
◎林業を奥山で行った事が、日本の環境破壊の始まりでした。
  木材生産のためだけならば、高い山で行うことは、非効率です。
  急斜面の伐採によって、毎年、多くの方が亡くなられています。
  
◎安全作業で効率がよく、土砂崩れもなく、自然生態系も壊さない、
生物多様性も守ることが出来ます。

里山・平地林業は、地球に緑を増やすことになって、地球温暖化防止にも貢献し、
地球にやさしい林業になります。

 
 エコ林業     エコシステムホームへ     山崩れ研究所へ
平野虎丸のプロフィール
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