メジロを「リハビリ」

         冬の空へ元気に飛びたて
益城の自然保護団体

                                         2005年2月3日 (木) 朝日新聞 熊本版

ペットショップや家庭で違法に販売、飼育されている野鳥を里山へ放つ活動をしている益城町の自然保護団体「エコシステム」(平野虎丸代表)が、預かったメジロの「リハビリ」を実施中だ。広い網の中で鳥たちに飛ぶ訓練をさせ、回復具合を見ながら順々に自然にかえしている。

メジロは、体長12センチ前後で全国に分布している。
白い毛に縁取られた目に特徴がある。

知事の許可があれば、「1世帯1羽」に限って飼うことができる。鳴き声の美しさを競う「競鳴会」が全国で開かれており、鹿児島県・屋久島の「島メジロ」などが有名という。
だが、密猟が後を絶たず、1羽200万円ほどで売買されるケースもある。
平野代表によると、エコシステムは6万羽以上の野鳥を自然にかえしてきた。
最近では鹿児島県の愛好者団体から約100羽の「自然復帰」を依頼され、すでに30羽ほどを放したという。

残る70羽ほどは現在、広いリハビリ鳥舎で、飛び方や餌の取り方などを訓練中。
野鳥は、飼育期間が短い方が自然にかえりやすいといわれ、1〜2週間たって準備ができた順に飛びたっていく。
平野代表は「かごで長く飼われた鳥は、不用意に放つと、すぐに、死んでしまう。特に冬場はえさが少ないので、せめて、晴れた日の朝に飛びたたせたい」と話す。
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       鹿児島のメジロ鳴き合わせ会が
                  エコシステムに放鳥     

      2005年1月                            野鳥密猟研究所へ      
<2005年1月 家庭訪問によって、放鳥してもらったメジロたち。 上の写真2枚。> <1月23日(日)鹿児島のメジロ競鳴会が
エコシステムに放鳥した70羽のメジロ。>
<エコ学習公園内のリハビリ施設でリハビリ中
の70羽のメジロたち。>
   <餌を食べています。> <玄関で飼育されていたメジロ40羽に、
ウグイス、オオルリ、ホオジロ。>
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捕獲のメジロ
    違法飼育容疑

              
                     15人を書類送検
防府署や小郡署など4署は10日、捕獲したメジロなどを違法に飼っていたとして防府市や秋穂町など県内4市1町の55歳〜69歳の15人を山口地検に書類送検した。

調べでは、15人は03年5月ごろから04年7月初旬にかけて、防府市や宇部市内の山中でメジロなどを捕獲し、同26日まで、それぞれ自宅で違法に飼育していた疑い。
15人はメジロの鳴き方を競わせるのが趣味のグループで、
79羽を飼育して者もいたという。
保護した鳥はメジロ593、オオルリ4、ウグイス3、キビタキ3の合計603羽にのぼる。


                                 (2004年9月11日 土曜日   朝日新聞  山口版)

★エコシステムより感謝★
山口県警は、「野鳥保護のため」の告発に対して、2度とも、厳正な捜査と広報をなされ、深く感謝いたします。

告発日誌          
2004年4月16日(金)

告発から、年度を越えて、
      6ケ月と20日目の事情聴取。 熊本東警察署。  

場所    熊本東警察署
時間    13時30分〜15時30分まで。

2003年9月26日、7件告発分の事情聴取に出かけました。
M刑事さんが担当され、次のような次第でした。

◆「7件のうち、半分は鳥がいなかった。」
◆平野「誰と誰ですか。」
 M刑事「Gさん。」「Gさんは、県が持っていったから鳥はいない、といった。」 というが、2003年9月の家庭訪問当日、平野はたくさんの鳥を確認している。
◆「実在しない人間を告発した。」
 この件については、こちらが1字、字を間違っただけなのに、
 間違った人間について「この人は、1度もここに住んだことがない。」というM刑事さん。
◆「半分くらい鳥がいないので公平さを欠く。告発はやめて、警察の自主捜査にさせてください。」
 と言って、調書を取って、印鑑を押させた。
”納得いかない。”
告発を受けて、すぐに家庭の調査行ったわけでもない警察が、半年も放置した後、 鳥がいないから告発は受理できない、と言うのは、「証拠隠滅に加担し、事件をもみ消した」のと同じです。


2004年3月31日(水)         
    
告発から、年度を越えて、
         7ケ月目の電話。福岡久留米警察署。

◆久留米警察署のO氏から、2004年8月29日の告発分について、電話があり、
◆「告発分について、県と一緒に鳥を放鳥していいですか。保護が目的 でしょう。」というお尋ねでした。
◆「告発は事件です。放鳥すればいいというものではありません。告発は、野鳥保護のために厳正な罰をしてくださいと、 お願いしているものです。勝手に放鳥されるなら、証拠隠滅で貴方本人を告発します。」 と告げると、「しないとは言ってません。」

”納得いかない”
 告発から7ケ月も経って、「放鳥していいですか。」はないでしょう。
 「告発」は単なる通報ではありません。
 通報だったら、連絡もせずに、鳥もそのままなのでは、という気もしてきます。
 警察は密猟者をかばっているとしか思えない。
 「告発」の重みをもっと真剣に受け止めてほしい。
 
いい加減な捜査が何年も続くから、いつまでも、告発が終わらない。 

                                   野鳥密猟研究所へ

メジロ400羽を保護

違法飼育の9人が告発される

違法のメジロを違法に飼育・捕獲していた唐津地区の9人が11日、
鳥獣保護法違反の疑いで
唐津署と呼子署に告発された。

NPO法人「エコシステム」(本部=熊本県益城町)が地域住民らの情報提供を受けて告発したもの。
エコシステムでは、里山保全、違法飼養野鳥の放鳥、野鳥の密猟・山野草盗掘の
監視等を行っている。
鳥獣保護法では、メジロの飼育は都道府県知事の許可が必要で、1世帯あたり1羽までとなっている。
また、保護鳥にも指定されており、野生のメジロを捕らえることも禁止されている。
ところが、メジロ愛好者は多く、メジロの鳴き声がいいと、各地でメジロ鳴かせ大会なども盛ん。
「よく鳴くメジロを」と、1人で数十羽も飼う人も少なくない。
また、数を増やすためトリモチや罠などで自然の野鳥を捕獲する例も多いという。

この日は唐津市と呼子町で、メジロ40羽から70羽を飼っていた9人が告発された。
合計400羽が1羽ごとに鳥かごに入れて飼育されていた。
このうちの1人の男性は、
「違法は知っていたが、3、4年前ごろから県内で野生のメジロを捕らえていた」と話し
自宅にメジロ小屋まで作って40羽ほど飼っていた。

保護鳥の捕獲は、1年以内の懲役、100万円以内の罰金が課せられ、無許可飼育だけでも半年以内の懲役、50万円以下の罰金と、罰は厳しい。

告発されたメジロは警察に保護され、施設でリハビリし、その後に放鳥されるという。
エコシステム代表の平野虎丸さん(65)は,「愛情をもって飼われているのは分かるが、全国では
200万羽が違法に飼育され、自然環境破壊につながっている」と指摘している。

                             
(2004年2月12日 木曜日 唐津新聞)

メジロ400羽違法飼育

唐津、呼子の9人を告発    熊本のNPO

野鳥の密猟や違法飼育などを監視しているNPO(非営利組織)法人「エコシステム」(本部・熊本県益城町)は11日、唐津市と呼子町の自宅で数多くのメジロを飼っていた9人を鳥獣保護法違反の疑いで唐津署と呼子署に告発した。

エコシステム代表の平野虎丸さん(65)の話では、唐津市と呼子町で自宅に多数のメジロを飼っているという情報が
約80件寄せられ、この日、調査に訪れた。
調べによると、呼子町の漁業者が野鳥の飼育用小屋を造って小鳥かごにメジロを1羽ずつ入れ、
約40羽飼っていたのをはじめ9人で約400羽を飼育していた。
一部を保護し、施設でリハビリしたあと、野に放す。

漁業者は「3年ほど前から県下各地でトリモチを使って捕まえている。
法律違反とは知っているが、より鳴かんといかんので、数も多くなった。」という。メジロは、鳥獣保護法で都道府県知事の許可を得て、1世帯に1羽しか飼えない。しかし、「チー、チー、」との鳴き声がかわいらしく、各地で競鳴会が開かれるなど人気を集めている。

平野さんは「数多くの人が野生のメジロを捕って飼育すると、全体では膨大な数になる。
全国で200万羽ともいわれており、環境破壊の一因にもなっている」と話している。
                     
(2004年2月12日(木曜日) 読売新聞 佐賀版


★エコシステムより★

佐賀県は、2000年をはじめとして4回目。唐津は3回目の訪問です。呼子署の警察官は、若い人たちばかりなのに、こちらが挨拶しても、横を向いているような人ばかりでおどろきました。
「野鳥犯罪は微罪」という感覚が、いまだに抜けないようです。
2004年2月22日には、佐賀県内で野鳥密猟対策のための全国的なシンポジウムが、環境省後援で開催されます。

佐賀県庁の担当者からは、これまでに1度も接触はなく、やる気を疑います。
佐賀県庁も佐賀県警も、もう少し、野鳥保護に関心を持っていただきたいと思います。
 
                               エコシステムトップへ

竹田のペット店告発
 熊本のNPO「違法に野鳥飼育」
ペットショップなどで違法に飼育されている野鳥を山へ放つ活動をつづけている熊本県益城町の自然保護団体「NPO法人エコシステム」(平野虎丸代表)は21日竹田市内の2店のペットショップに飼育、売買が禁止されている野鳥のメジロなどがいるとして、鳥獣保護法違反容疑で竹田署に告発した。
 
これを受けて同署は2店に立ち入り調査し、1店からメジロ、オオルリ、ウグイスなど23羽、別の1店から13羽を証拠品として押収。店主らから事情を聴いている。
 
エコシステムによると、全国で毎年、10万人以上がメジロやホオジロ、ウグイス、オオルリなどの野鳥を150万羽〜180万羽も密猟しており、野鳥を守るために全国の小鳥店などを回って放鳥運動を展開しているという。
           
                       
(2003年12月22日  朝日新聞 大分版)

小鳥店内の写真 小鳥店内の写真
                 写真は、竹田市内の小鳥店内。
   捕獲や飼養が禁止されているオオルリやウグイスが沢山並べられていた。
                 写真は、エコシステム撮影。



メジロなど店頭販売
     
薩摩郡の業者 鳥獣保護法違反容疑
           宮之城署が書類送検へ 

鳥獣保護法で捕獲と飼育が禁止されているウグイスなどを店頭で販売していたとして、宮之城署は2日までに、同法違反の疑いで薩摩郡内の業者を書類送検する方針を決めた。
 
調べでは、業者は11月28日、捕獲と飼育が禁止されているウグイス16羽とオオルリ2羽のほか、メジロ7羽の計25羽を販売目的で店頭に並べていた疑い。
密猟された鳥の保護活動をしている熊本県益城町の民間非営利団体(NPO)「エコシステム」が、市民から寄せられた情報を基に11月28日、業者の店舗を訪問。 違法行為を確認し同署に通報した。

                     
           写真は小鳥店訪問の様子  (エコシステム撮影) 
                   
業者は「鳥を捕まえた人が売りに来たので買った。違法と知っていたが生活のためにやった」と容疑を認めている。1羽につき、ウグイス3千円、オオルリ6千円〜7千円、メジロ6千円の値を付けたという。
同署や県などは、1日、業者を立ち合わせ、ウグイスとメジロを宮之城町の紫尾山に放鳥した。
渡り鳥のオオルリは冬場は放せないため、一時保護先を探している。 
エコシステムの平野虎丸代表(65)は「人間の都合で野鳥を違法に捕まえてはいけないと、みなさんに理解してほしい」と話している。
               
(2003年12月3日 西日本新聞 鹿児島版 水曜日)
★エコシステムより★

鹿児島県宮之城署の迅速な対応に、深く感動しました。
当然のことのようですが、稀にみる立派な警察活動に心から敬意を表しますと共に、日頃からの署長、本部長のご指導の賜と感謝申し上げます。
 
2004年2月20日、生活安全課より、検察庁送致終了のご連絡までいただきました。ご丁寧に、有難うございました。



違法飼育のメジロ保護

 自然保護団体 65羽を放鳥へ        鹿本郡の民家

県内の自然保護団体「エコシステム」(NPO法人、平野虎丸代表)は鹿本郡内の民家でメジロ65羽が違法に飼われているのを見つけ12日飼い主に任意で提出させた。

上益城郡内にある同団体のリハビリ施設で1週間ほど保護し、放鳥する。
鳥獣保護法では、野鳥の捕獲や飼育を原則的に禁止。
メジロとホオジロは県知事の捕獲許可があれば、1世帯にいずれか1羽飼うことができる。
メジロ65羽保護          
また、同日は同団体の通報で、県鹿本地域振興局職員と山鹿署員が鹿本郡内の小鳥店を訪れ、違法とみられる9種類、32羽の野鳥を確認。任意提出を受け、上益城郡御船町の県鳥獣保護センターに運んだ。
 

確認された野鳥は
メジロ、ホオジロをはじめ、希少なコマドリ、オオルリ(幼鳥)なども含まれていた。

同団体は1986(昭和61)年に発足。野鳥の密猟のほか、違法飼育のパトロール活動を全国で展開している。
<保護した65羽のメジロ>

                                             (2003年9月13日 熊本日日新聞)
                                                                                               エコシステムトップへ
メジロ捕獲で書類送検
福岡県久留米署は18日、鳥獣保護法違反の疑いで、同県久留米市の無職男性ら(60)ら10人を久留米区検に書類送検した。
 調べでは、10人は2001年1月ごろから02年11月ごろにかけて、同市や大分県日田市の山中などで、県知事の許可を受けず、鳥もちなどを使ってメジロを1人1−7羽(計37羽)を捕獲した疑い。
容疑を認めているという。
同署は今年4月20日、
久留米市高良内町の公民館で、メジロの鳴き声を競う鳴き合わせ会が開かれているとの通報を受け、メジロの任意提出を受けた。

同法などによると、メジロは原則として捕獲や飼育は禁止。国産メジロの場合、知事の許可で1世帯に1羽だけ捕獲ができる。同署は、登録すれば何羽でも飼える輸入メジロかどうかを調べていた。男性らは、
2、3年前から年に数回、鳴き合わせ会を開いていたという。
                               
                                    (2003年8月19日 西日本新聞


無許可でメジロ捕獲
  容疑の10人書類送検 
久留米署は18日、久留米市や大分日田市在住の37−71歳の男性10人を、鳥類保護法違反の容疑で久留米区検に書類送検した。
調べによると、10人は2001年1月から02年11月までの間に、知事の許可を得ず、それぞれ
メジロ1−7羽、計37羽捕獲した疑い。10人は飼っているメジロの鳴き声を聞かせ合う「鳴き合わせ会」のメンバー。
鳥獣保護法では、知事の許可を得た場合のみ1世帯あたり1羽の飼育を認めている。

                                  (2003年8月19日 読売新聞筑後版)

                                        野鳥密猟研究所へ


コカ・コーラ環境教育賞

エコシステム(熊本市)受賞

コカ・コーラ環境教育財団はこのほど、
本年度の環境教育賞に熊本市の自然保護団体「エコシステム」(向井榮子理事)など全国十団体、
主催者賞に県内七団体・個人を含む四十四団体を選んだ。
環境教育や保全に携わる団体などを一九九四年から毎年表彰している。
授賞式は、環境教育賞が九日に東京で、主催者賞は十一日に各地で行われる。

「エコシステム」は、上益城郡益城町の飯田山の原野を買い取り、「エコ学習公園」と名付けたビオトープ(動植物の生息空間)体験学習場を整備。
子どもたちがカブトムシのビオトープづくりを手伝うなど、継続的に自然を学べるようにした取り組みが評価された。

向井理事(五三)は「現代の子どもたちにとっては、自然の中で遊ぶことも珍しい経験。全国的にもユニークな活動をいろんな子どもたちに知ってもらいたい」と受賞を喜んでいる。

 主催者賞の県内受賞者は次の通り。
 あすなろ子ども会(八代市)▽自然学校 風の子(下益城郡小川町)▽中郡愛郷会(嘉島町)
▽飽田の森を育てる会(熊本市)▽天明水の会(同)▽川づくり計画研究所(同)
▽小林修さん(菊池郡西合志町)

                       
(2003年8月9日熊本日日新聞 土曜日 朝刊掲載)




地球を守り森を育てる NPO「エコシステム」受賞

植林、違法飼育の3万羽放す

 熊本市の非営利組織(NPO)エコシステム(向井榮子理事長)が第十回コカ・コーラ環境教育賞に選ばれた。九日、東京で表彰される。

会員は退職者や主婦ら約百五十人。「地球を守り、子どもたちを健やかに育てる自然森林」の保全、
復元を進めている。
益城町小池の山中に整備したエコ学習公園(約60f)が活動拠点で、月一回程度、小学生らが訪れている。
熊本自然を守る会として一九八六年、約十人で発足。
植樹や野鳥密猟の監視を始めた。各地で違法飼育のメジロやホオジロなど野鳥の放鳥にも力を入れ、
これまで約3万羽を放してもらったという。
 
活動の継続性を高めるため、昨年十月にはNPOになった。
事務局の平野虎丸さん(65)は「自然の森林は鳥や野草とともに成り立っている」と話している。

エコシステムのほか、県内では環境教育賞主催者賞を受賞した七団体・個人が十一日に表彰される。

受賞団体・個人は次の通り。(敬称略)
 飽田の森を育てる会(熊本市)▽川づくり計画研究所(同)▽天明水の会(同)
▽あすなろ子ども会(八代市)▽自然学校 風の子(小川町)
▽小林修(西合志町)▽中郡愛郷会(嘉島町)
                         (2003年8月9日 読売新聞熊本北部版 土曜日 朝刊掲載)



熊本の「エコシステム」表彰

コカ・コーラ環境教育賞

第十回コカ・コーラ環境教育賞(コカ・コーラ環境教育財団主催、読売新聞社協力)の表彰式が九日、
東京・港区の六本木ヒルズで行われ、熊本市の特定非営利活動法人「エコシステム」(向井榮子代表)など
十団体に、記念の盾と活動助成金三十万円が贈られた。

エコシステムは、森林や生態系保護を目的にナショナルトラスト運動を展開。
一九九二年に全国に先駆けてビオトープ「エコ学習公園」を作り、
子どもたちの自然体験の場として活用している。
また、野鳥保護活動や、インターネットによる自然保護啓発にも力を入れている
式に出席した向井代表は「この受賞をきっかけに全国に私たちの活動を知ってもらいたい。
たくさんの人が来て、自然を満喫してほしい」と話していた。

                              
(2003年8月10日 読売新聞 日曜日 朝刊掲載)



ホオジロ・メジロ40羽  違法飼養の野鳥を解放

春日部 NPO県内初活動

 違法に飼われている野鳥の放鳥活動をしている熊本県の特定非営利活動法人(NPO)エコシステムの2人が23日、春日部市内の小鳥屋を訪ね、違法飼養のホオジロなど40羽の解放に成功した。
うち元気な37羽は、すぐに空へ放った。

エコシステムは情報に基づきどこへでも出かけて行き放鳥活動を行う。
埼玉県内での活動は今回が初めて。
違法に飼われる野鳥にはメジロやウグイス、コマドリ、オオルリなどが多いという。
この日は、理事の平野虎丸さん(65)と総務部長の牟田茂さん(49)が目的の小鳥屋に向かい、
違法に飼われていた
メジロ2羽とホオジロ38羽を見つけた。

春日部市内で密猟された野鳥が売買されていることは、県内の愛鳥家から情報を得ていたという。
店側と話し合い、37羽を川の茂みに放った。弱っていた3羽は持ち帰って小屋でトレーニングするという。

朝日新聞 (2003年5月24日 掲載



益城町エコ学習公園  「エゴノキ2000本 純白の花見ごろ

エゴノキの花
 上益城郡益城町小池のエコ学習公園でエゴノキ2千本が純白の花を咲かせ始めた。下向きに直径2センチほどの花を枝いっぱいに付け、散策に訪れた人の目を楽しませている。五日までが見ごろ。
同公園は飯田山の麓にあり、自然保護のNPO法人「エコシステム」(熊本市、平野虎丸代表)が管理。実は野鳥の好物にもなるため、10年前に植林した。約1キロ続く遊歩道から見上げると、星空を思わせるような愛らしい花を咲き誇らせている。

「派手さはないが、味のある花。オオルリやキビタキなど野鳥のさえずりも楽しんでほしい」と平野代表(64)               公園、096(288)8086

■ エコシステムより

新聞記事が出たその日から、5月の連休中に800人ほどの皆さんが、エゴノキの花を見に来られました。
「見たことがないから」という方々がほとんどで、毎日、朝から夕方まで多くの皆さん電話をして来園されましたので、忙しかったけれども、うれしい悲鳴をあげました。

「実生」からエゴノキを育てて15年。夢だった「エゴノキの花見会」に多くの方々が訪ねて来られ、正直、「ヤッター」という気持ちです。
花いっぱい鳥いっぱいの「エコ学習公園」。1年中、いろんな花が咲いています。
野鳥も、みんなで歓迎します。ぜひ、遊びにいらしてください。

公園を見物する人々 見物後のひととき

  写真は見物に来られた方々です。             熊本日日新聞 (2003年5月2日 朝刊掲載)



ビオトープづくり(益城町) 「街かどクリップ」より

環境保護のNPO法人、エコシステム(向井榮子理事長)が6日、砥川の県射撃場近くの岩戸川周辺で清掃活動を行った。ビオトープはドイツ語で「野生生物の生息空間」という意味で、ホタルのすむ環境を取り戻すのが狙い。会員や同町の小中学生ら約70人が参加。川に入り空き缶などのゴミを拾い上げ、ホタルの幼虫のエサになるカワナニを放した。             熊本日日新聞 (2003年4月8日 朝刊掲載)

清掃活動の写真 お昼の休憩風景 「ビオトープづくり」の記念写真

今回の行事は、里山保全の一環として計画致しました。
里山を流れる小川の生物保護、および、子供たちが小川での遊びを通して自然とふれあい、「自然」と仲良しになってくれることを願って、地域の地権者のご協力を得て、実現しました。
子供たちが自然の中で遊びながらゴミ拾いや小川の清掃をして、「里山を汚せば、小川の水が汚れ、そこに住んでいる生き物が死に、海の生き物にも大きな悪影響を及ぼす」ことを、体験学習することが出来ました。

たくさんのカワニナを、みんなで小川に放流しました。  小川では、カワニナやサワガニを見つけましたね。
みんなが、とても楽しそうに、いつまでも水辺で遊んでいる姿が目に焼きついています。
子供たちは、本当に自然が好きだナーと思いました。今年の5月には、ホタルの観察会をしましょう。
皆さん、その時にまた逢いましょう。

当日、熊本県総合射撃場前道路沿いに「里山保全の看板」も同時に立てました。人々はゴミを捨てないように、お願い致します。
お昼の食事は、お母さんがたが作ってくださった肉うどんとおにぎりで、楽しいひとときを過ごしました。スタッフのみなさん、大変お疲れ様でございました。

 御支援者の皆様には、この場を借りまして、厚く御礼申しあげます。
 地権者の荒木 新一氏  川崎 正隆氏 国土交通省 吉村所長様
 南九州コカ・コーラボトリング株式会社様   
                                          次回もまた、宜しくお願い致します。   


メジロ36羽飼育の男性を書類送検

筑紫野署は5日、鳥獣保護法違反の疑いで、春日市松ヶ丘2丁目の警備員男性(六五)を福岡地検に書類送検した。調べでは、男性は自宅でメジロ36羽を飼育していた疑い。

昨年6−7月ごろ、那珂川町など3カ所の山林で捕獲、「鳴き声がきれいなので飼っていた」と話しているという。同法では、メジロは都道府県知事の許可を受ければ愛玩用に1羽だけ飼育が認められている。同署は36羽を押収、福岡市動物園で約2週間保護した後に放鳥した。

西日本新聞 (2003年3月6日 掲載)



メジロを無許可捕獲した疑いで書類送検
                   (筑紫野署調べ)

5日春日市内の警備員男性(65)を、鳥獣保護法違反の疑いで、昨年6月から7月にかけて、
那珂川町内の山林などで、無許可でメジロ36羽を捕獲した疑い。

メスをおとりにオスをおびき寄せ、鳥もちを使ったらしい。
自宅の洋間やベランダに1羽ずつかごに入れて飼っていた。熊本県内の自然保護団体が違法捕獲を確認し、
同署に告発していた。趣味で飼っていたという。

                              
朝日新聞 (2003年3月5日 掲載)



人間ライブ(熊本) 市民グループ(6)

自然保護団体「エコシステム」の活動拠点であるエコ学習公園(約60ヘクタール)は、益城町小池の山中にある。代表の平野虎丸さん(64)が、野鳥生息の場所づくりと1992年、地球環境基金の助成金や私財を充てたり会費を募ったりして買い取った土地だ。「10歳のころにメジロを飼って、そのかわいさに夢中になりました。動機はただ鳥が好きというだけで、のめり込んで・・・」と苦笑いした。

県警職員在職中の86年、近所の人と数人で「熊本自然を守る会」を発足させた。当初、鳥が住む環境を守るため、金峰山のごみ拾いをしていたが、一向に減らないメジロの密猟に業を煮やし、県内各地で密猟監視を開始。

さらに、メジロの鳴き声を競う競鳴会の会場や小鳥店を回って、違法飼育されている野鳥の放鳥を呼びかけている。少人数だった守る会も、今では全国に3,000人の会員を持つ大所帯になった。
競鳴会開催の情報があると、現地まで行き、放鳥を呼びかける。今年1年で県内を始め、12県で約130件の違法飼育を捜査当局に告発した。しかし、「鳥が好き」というだけで、ここまで熱心にできるものだろうか。

平野さんは、25歳の頃から約5年間、競鳴会に参加していた。
ある日、友人に頼まれて蘇陽町にメジロ捕りに連れて行ったところ、全くいなくなっていた。
「その時から野鳥保護を考えるようになりました。自然が元通りになるまで活動を続けたい」。
平野さんの活動の原点である。

水俣市内の男性宅で7月、メジロ538羽とホオジロ5羽が違法飼育されているのを発見、通報したのを含め、これまでに28都道府県を回り、20,000羽近い野鳥を放鳥。それでも、「まだまだこれから」と意欲を見せる。理事の向井栄子さん(52)は「エコシステム」の名づけ親。県だけではなくもっと幅広い活動を目指して、パンフレット作成など広報活動に力を入れている。向井さんに誘われて入会した大川貴史さん(37)は、行政や警察に疑問を感じている。
違法飼育を訴えても、「微罪だから」と積極的に動かないケースが多いからだ。
「子どもたちの時代に図鑑だけでは、寂しいでしょう。もっと環境を守るということを考えてほしい」と怒りをにじませた。

子どもたちに自然を体験させ、環境保護の大切さを学ぶ場を提供するのも活動の一つ。
エコ学習公園には月に一度、冨田浩二君、林亮吾君(いずれも益城町の広安西小学校4年)ら15人程度の小学生が遊びに訪れる。自然に帰すためにリハビリ中の野鳥を見学したり、沢ガニを見つけたりして自然との触れ合いを楽しんでいる。将来の夢は?富田君は爬虫類博士、林君が昆虫博士。「もっと自然について知りたい」と二人は目を輝かせた。

読売新聞 (2002年11月10日掲載)

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